Yum Audioは、ドイツに基盤を置く新しいオーディオプラグイン開発会社です。 YumAudioは今回4つの革新的なオーディオプラグインを発売し、事業を開始しました。 ブランドをローンチするための製品全体のラインナップはマルチバンドステレオイメージコントローラーである「Spread」、単一バンドステレオイメージコントローラーである「Spread Light」、時間基盤のLoFiエフェクターである「LoFi Playtime」、そしてLoFiピッチエラーシミュレーターである「LoFi Pitch Dropout」で構成されています。 特に、LoFi PlaytimeとLoFi Pitch Dropoutは、Yum Audioの間もなく発売されるLoFiプラグインシリーズの最初の2つのプラグインです。Yum Audioは、事業開始を記念して限定された期間に無料で提供されるSpread Lightを除く全ての製品を30%割引価格で提供しています。 更に、特別バンドル価格でこれら4種類のプラグインが全て99ユーロでお買い求めいただけます。 それでは各プラグインの主な特徴を簡単に見ていきましょう。
Spreadは、マルチバンド(多重帯域)ステレオイメージコントローラです。 これは、周波数スペクトルにおいて異なる4つの帯域のwidth(幅)とpanning(パニング)を即時に制御できる機能を提供します。 Spreadに入る信号は、4つの周波数帯域に分割され、それぞれのwidthコントローラに送信されます。 このようにオーディオシグナルを複数の帯域に分割すると、ユーザーはシグナルの高周波領域の幅を広げると同時に、低周波領域の幅を狭め、よりタイトなベースサウンドを作ることができるようになります。
製品の特徴
- 高級マルチ帯域ステレオエディタ(Advanced Multi-band Stereo Shaper)
- 2種類のステレオプロセッシングモードを提供: M/S (Mid/Side)と Haas
- モードごとに異なるPanとWidthの動作方式
- すべての周波数領域のwidthを増やしたり、減らしたりすることができる。
- ステレオフィールドのすべての周波数領域をファニング(panning)可能
- 4つの周波数帯域を生成する調整可能なクロスオーバー(crossover)
- WidthとPanningが音楽的かつ自然な方法で相互作用
- 全体のプロセッシング量を制御するIntensity slider
- ソロ(solo)またはバイパス(bypass)できる4つのステレオモジュール。
Spread Lightは、シングルバンド(単一帯域)ステレオイメージコントローラです。 これは、ミキシングやマスタリングの状況でトラックのステレオ幅を狭めたり広げる時に主に使用できます。 ユーザーは、「Width」および「Tilt」コントロールを使用し、ステレオシグナルの幅(width)と位置(position)を複数の方法で変更できます。 2つのコントロールとも、選択したモードに基づいてステレオイメージを編集する2つの異なる方法を持っています。 Spreadと同様に、Spread LightにもM/SとHaasモードが提供されます。
製品の特徴
- 軽量級のステレオユーティリティー(Lightweight Stereo Utility)
- 2種類のステレオプロセッシングモードを提供: M/S (Mid/Side)と Haas
- モードごとに異なるPanとWidthの動作方式
- シグナルのwidthを広げたり狭めたりできる。
- ステレオフィールドのすべての周波数領域をファニング(panning)可能
- WidthとPanningが音楽的かつ自然な方法で相互作用
- 全体のプロセッシング量を制御するIntensity slider
- すべてのシグナルのwidthを広げたり狭めたりできる。
LoFi Playtimeは時間基盤のLoFiエフェクターです。 これは文字通り、ユーザーが時間を操作して遊べるようにしてくれる魔法的でユニークなプラグインです。Yum Audio社は仮想テープ回路(virtual tape circuit)を設計し、これをアナログ装置で再生するには非常に複雑な方法でこのプラグインで使いました。その結果、ユーザーはオーディオシグナルにピッチ(pitch)変化、反転(reverse)効果、ディレーと空間(space)を追加することができる非常に独特で個性的な効果を生み出すことができます。LoFi Playtimeで入るオーディオ信号は、2番目のディレーマシンに接続された仮想テープ回路に入ります。 この仮想テープ回路には、統合された2つのテープヘッド(tape head)があります。 ユーザーはテープの読み取り速度(readout speed)を完全に制御できるので、オーディオ信号のピッチを1オクターブ高めたり下げたりすることができ、その信号を反転(reverse)でき、また各テープをさらに磨り減らせるシミュレーションをサウンドに適用できます。
製品の特徴
- 時間とピッチ(pitch)に対する独特で新しいアプローチ
- 再生速度が異なる2つの仮想テープで入力信号の再生ピッチを即時に変更
- どんなソースでも独特なテクスチャーを作り出し、決まった時間にオーディオ信号を固定(freeze)できる。
- 即座に停止したシグナル(frozen signal)のサウンドを変更できる。
- Tape Ageを使用することで、特徴的なピッチ変動やコーラス効果を生み出すことができる。
- ディレイを使用して震える(warbling)ディレイラインを生成し、それをドライシグナルとミックスできる。
LoFi Pitch Dropoutは、LoFiピッチエラーシミュレータです。 これは、オーディオシグナルに微妙な程度から強い程度までピッチエラー効果を生み出します。 古いテープ再生システムのテープが急に止まって、より早く追いつくためにオーディオシグナルピッチにスムーズで不規則な現象が発生すると想像してみてください。 LoFi Pitch Dropoutは、あなたのサウンドにこのような現象をほとんど目立たない程度からごく頻繁に再現する程度まで結果的にあなたのサウンドに追加的なキャラクターを加えます。LoFi Pitch Dropoutに入るオーディオ信号は、仮想テープ回路に入り、ユーザーがダイヤルした設定に従ってドロップアウト(dropout: ピッチエラー)が無作為に生成されます。 ドロップアウトは無作為に発生するように設計されていますが音楽的でリアルな感じを維持します。 さらに、ユーザーはドロップアウトボタンを押して手動でドロップアウトをトリガー(trigger)することができ、特定の時点でドロップアウトを作成することができます。
製品の特徴
- オーディオシグナルに微妙または強いピッチエラーを生成
- 様々なドロップアウト形態をシミュレーションする6つのモード
- モノ(Mono)ドロップアウトモードは両チャンネルともに同一の影響を及ぼす。
- ステレオドロップアウトモードは各チャンネルに独立的なピッチエラーを生成して広範囲な効果を生成
- 調整可能なChanceボタンでドロップアウトをトリガーできる。
- Dropout buttonを使用して手動でドロップアウトをトリガーできる。
- Amount dialで全体ピッチエラー強度を調節できる。
- AmountとChanceは各モードで作動するよう微調整される。
システムの要求事項
- AAX、VST3、AU (Audio Unit) 形式対応
- 64-bitのみ対応 (Mac / PC)
- Mac OS X 10.11またはそれ以降のバージョン
- Windows 10
- 最小4GBのラム、16GBのラムおすすめ
- 最低200MBのドライブ容量が必要(OS drive)
価格情報
- Spread: €69 (69ユーロ)
- Spread Light: 無料
- LoFi Playtime: €69
- LoFi Pitch Dropout: €49
- 4つのプラグインともに(バンドル): €99
* macOSとWindows用の14日間全機能Trial Versionを無料でダウンロードしてください:
「LoFi Pitch Dropout」に関するより詳しい情報
Yum Audioの紹介 (https://www.yum-audio.com)
Yum Audioは、各分野のプロの開発者とデザイナーからなるドイツにあるスタジオです。 私たちの任務は、音質や性能、革新的なデザインを通じて、群衆から際立つ必須の音楽ツールを作ることです。 私たちは、オーディオソフトウェアがあなたにインスピレーションを与え、創意的な努力を促すのに役立たなければならないと強く信じており、使いにくいオーディオソフトウェアは作りません。 最も重要なことは、我々のプラグインを使えば音楽とサウンドを作ることに簡単に集中できるので、面白く創造力を発揮できるということです。