オランダのアムステルダムを基盤とする作曲家、ソフトウェア開発者のJosep Garcésが設立したオーディオソフトウェア会社のLiveLoop Music Software社は最近、「LiveLoop(バージョン4.0)」を発売しました。 LiveLoop4.0はライブ音楽演奏のための直感的でユーザー定義可能な専門ルーピングソフトウェアで、作曲とサウンドを実験するにあたって新しく創意的な方法を示す道具です。
LiveLoop 4.0を使えば、一つの多芸多才なインターフェースで、専門的なライブ演奏と録音の両方を作ることができます。 マルチレイヤーサウンドと複雑なリズムをリアルタイムでルーピングし、それらを固有の同期化モードに設定したビットに合わせてカンタイズ(quantize)することができます。 LiveLoop Proバージョンは、より複雑な機能とFX、VSTおよびM4Lのようなプラグインサポートとともに提供されます。
LiveLoop 4.0は、現在市場で販売されているライブルーピングハードウェアおよびソフトウェアが持つ制約を克服する、より進歩したルーピングソフトウェアツールです。 LiveLoop 4.0は、直感的でユーザー定義が可能なソフトウェアの柔軟性により、ステージ全体をコントロールする経験を提供します。また、それは256ステップシーケンサー、多様な拍子に対する簡便な同期化、Ableton LinkおよびMIDI Clock技術を使った外部ハードウェアまたはソフトウェアに対するループ同期化オプション、MIDIコントローラをプラグアンドプレイ(plug-and-play)できる機能のようなライブパフォーマンスのための進歩した機能などを提供し、ユーザはLiveLoopのM4Lをロードしたり、自分のプラグイン(VST、M4L、AU)を楽器またはFXで使用できます。
MIDIルーピングモードはもうLiveLoop 4.0で使用できます。 これまでMIDIルーフィングは、多くのアーティストにとってのライブ演奏の必需品となりました。 LiveLoop 4.0の'MIDI Looper'は、直観的なライブ演奏ツールとして設計されました。 MIDI LooperでMIDI楽器を演奏するには、まずMIDIコントローラーを結び付け、各トラックから2つのMIDIモード(freeとsync)のうち1つを選び、入力コントローラーを選択し、プラグイン楽器を追加するだけです。 今、あなたはあなたの最初のMIDIループを作る準備ができています。 これに楽しみを加えるには、提供されるLive Jamネットワークを通じて、あなたのループを友達に送り、これを友達と一緒にプレイすることができます。
LiveLoop 4.0のもう一つの新しい機能は、'Live Jam' です。 Live Jamを使用すると、リアルタイムでオーディオとMIDIデータを共有し、インターネットを通じて友達と連結·再生することができます。
製品の特徴
- 使いやすく、ユーザー定義可能な革新的インターフェース
- 16トラック対応: 16トラック録音と無限ループレイヤー可能
- 1ボタン、1ループ: 録音(record)、停止(stop)、再生(play)、削除(clear)を処理するオールインワン(all-in-one)ボタン
- Overdub: 各トラックにより多くのレイヤーを追加する機能
- 8つのループモード: 8つの異なる方法でループ(例: 前節と同期してループ開始、オフビット(off beat)、ビットに合わせてクォンタイズ処理、ドローンサウンドを固定させる(freeze drone sounds)、レコーディング時間の長さを調整)
- 様々なルーピング動作(例: 自動BPM認識、ビットクォンタイズあるいはオフビットで自動ループ、ループ長事前設定及びフリースタイル(freestyle))
- MIDIマッピング(Mapping): MIDIコントローラーを接続し、非常に簡単かつ直感的な方法でボタンとノブをマッピングできる
- オーディオアップロード機能: 自分のファイルをアップロードしてセッションを作成できる
- 定型反復リズムのクォンタイズ(Isorhythmic quantization): ビットにクォンタイズされたループによりポリリズム(polyrhythm)を生成
- すべてを同期化(Sync)できる(Ableton Liveと同期化、外部楽器および装置と同期化、プラグイン装置と統合および同期化)
- Fade In/Out: ボリュームを徐々に上げたり下げたりすることができ、各トラックのフェードイン/アウトの長さを希望するだけあらかじめ設定することができる
- Loop-the-Loop: 文字通り好きなだけループを作成できる
- Effects: 無制限ルーティングオプションで自分のエフェクトとVSTを連結して自分だけのサウンドを作ることができる
- 外部楽器対応: オーディオ外部装置接続できる
- プラグイン装置: 自分のVSTおよびM4Lプラグインを楽器またはFXで使える。 LiveLoopで使用する自分だけのM4Lプラグインを作れる。
- マルチチャネルループに対応: それぞれのループを異なるスピーカーに送り、多次元サウンド効果を作ることができる
- 256ステップシーケンサー(256 Step Sequencer)
システム要求事項
- Mac: OS X 10.1 1.6 もしくはそれ以上のバージョン、Intel®Core™2 Duo プロセッサ。 Intel®Core™ i5 プロセッサあるいはもっと早いプロセッサ推薦。 最小4GBラム(8GB、またはそれ以上のラム推薦)。
- Windows: Windows 7、Windows 8 もしくはWindows 10、64-bit Intel®もしくはAMD マルチコアプロセッサ。 Intel®Core™ i5 プロセッサあるいはもっと早いプロセッサ推薦。 最小4GBラム(8GB、またはそれ以上のラム推薦)。
価格情報
- 「Trial」バージョン (30日間、LiveLoop Proの全機能を提供): €0 (無料)
- 「Lite」バージョン: €149 (永久ライセンス), €4.99/月または€49/年で購読可能
- 「Pro」バージョン: €299 (永久ライセンス), €14.99/月または€149/年で購読可能
LiveLoopの紹介 (https://www.liveloop.live)
Josep GarcésはLiveLoopの設立者です。 彼はライブルーフィング芸術(the art of live looping)に専念する様々な楽器の演奏者であり、作曲家で、オランダのアムステルダムを基盤として活動しています。Josepの視聴覚公演は、クラリネット、ベースクラリネット、テナーサックスのようなアコースティック楽器がライブ用電子楽器とシンジサイザーと出会い、クラシック、コンテンポラリージャズ、テクノおよびミュージックテクノロジーの混合形式で表現されます。Josepのすべてのライブ演奏はアコースティック楽器とミュージックテクノロジーの合成で、彼が作った専門ルーピングソフトウェア「LiveLoop」に構築されています。「LiveLoop」はグルーブ、原音(raw sounds)、FX及びディストーションの旅程を反映するJosepの多面的(muti-faceted)楽器です。